2026年7月25日 霞城セントラル1階アトリウム
主催 山形市 協力 岡崎医療株式会社 山形県介護生産性向上総合支援センター 東北文教大学 山形スポーツ医療福祉専門学校 山辺高校 ビバウェーブ山形駅前店 障がい者支援施設山形県リハビリセンター 指定障害福祉サービス事業所未知 蔵王の恵農場
次代を担う小中高校生をはじめ、市民の皆さんに介護・福祉の魅力を身近に感じてもらうことを目的に 、「介護・福祉のおしごとひろば」が霞城セントラル1階アトリウムで開催されました 。
5回目の開催となった今回は、コンコースの両サイドに「体験・遊び・交流」の各エリアを配置。最先端の介護ロボット・ICT機器の体験コーナーや、福祉を学ぶ学生たちによるゲーム&カフェコーナー、障がい者就労施設のスタッフによるバザーコーナー等々 、福祉のおしごとを五感で知ることができる豊かな機会となりました。
高校生や専門学校生、大学生が運営する「学生コーナー」は子どもたちに大人気で、絶えず賑わいを見せていました。お兄さんやお姉さんと遊びを通して学んだ体験は、子どもたちの心に温かな思い出として刻まれたことでしょう。
介護ロボットの体験コーナーでは、機器を操作しながら「あ、お父さんが上がった!」と歓声を上げるお子さんの姿も。最新のテクノロジーを通して、介護・福祉の力強さや面白さを実感できる機会となったのではないでしょうか。
「口腔機能AI分析体験」は、来場者に大きな新鮮さを与えていたのではないでしょうか。
「介護や福祉の現場で、こんな最先端ツールが使われているんだ!」という素直な驚きと、「お口の健康やケアという分野にまでAIが活用されているんだ」という新たな発見――。
画面を通じて自分の口腔状態が客観的に分析される様子を目にした体験者は、最新テクノロジーが支える「これからの介護・福祉のすがた」を肌で感じ取っているようでした。
一方、人と人との交流が温かな賑わいを見せていたのが、障がい者就労施設等のバザーコーナーです。丁寧に作られたハンドメイド雑貨や美味しそうなお菓子が所狭ましと並びました。
商品を買い求める子どもたちやご家族にとって、それは単なるお買い物にとどまらず、「障がい者就労施設」の仕事や活動に触れるはじめての機会だったかもしれません。一つの商品を通じて生まれたこの小さな出会いが、地域の中で福祉をより身近に感じて、理解を深めていくための「きっかけ」となってくれることを望むばかりです。
山形県は3世代同居率全国1位を誇りますが、日々の生活の中で介護や福祉の現場、あるいは最新の介護テクノロジーに直接触れる機会は決して多くありません。だからこそ、通勤や通学、お買い物などで人々が行き交うこの場所での開催には、「普段の暮らしの中で、自然に介護・福祉のしごとやその魅力に出会ってほしい」という主催者の温かで熱い想いを感じました。
通りすがりで足を止めた子どもたちが目を輝かせ、そのご家族が新しい介護・福祉の形に驚き、感心する――。
日常の延長線上で福祉の「今」と「未来」を身近に実感できた本イベントは、地域と福祉をつなぐ架け橋として、たいへん意義深い取り組みとなりました。